日本人は働きすぎ、っていう話、よく聞きますね。
有給が取れない、残業が多い、休日出勤まで…ツイッターにも仕事に対して多くの嘆きが呟かれてます。
そんななか、ドイツには驚きの法律「閉店法」なんてのがあるんだそう!
今回は、そんなドイツの閉店法についてざっくり調べてみました!
休日出勤する日本人
みなさん、頑張ってらっしゃるようで。
文章につらさがにじみ出ていらっしゃる。
ゴールデンウィークやお盆まで仕事の方も多いですよね…頑張ってください…
日曜日は営業停止?ドイツの閉店法って?
日曜休みなんて、素晴らしすぎません?
24時間営業も禁止とは。日本のコンビニチェーンが今問題になっていますが、こういった施策があれば大騒ぎにはならなかったかも、ですね。
州によっても異なる閉店法!観光時には注意!
この閉店法、どうも州によって規制の有無に違いがあるそうです。
たとえば、一番規制の緩い州はベルリンやブランデンブルグで、月曜日から土曜日までは24時間営業もOKで、年に6回は日曜日や祝日も営業してよいらしい。
逆に、一番規制の厳しい州はバイエルンで、月曜日から土曜日までは7時~20時、日曜日や祝日は全面営業禁止と、強気な施策。
観光の予定がある人は、事前に調べておきましょうね。飲み物すら買えず、ホテルの高いミネラルウォーターしか無い…なんて経験をされた方も。
そもそもなんで日曜日は休みなの?
調べてみると、キリスト教が関係しているとのこと。
安息日のため休み!なんて国を挙げて動いてるの、よくよく考えるとかなりすごいことですよね。
日本は仏教徒の割合が多いですが、もしかして、仏様って不眠不休?よく知りませんけど。
ともかく、そのほかにも、「労働者を長時間労働から守る」ためや、「小規模小売店の保護」の目的もあるそう。資本のある大規模な事業者の独占を防ぐ意味合いもあるんですね。
日曜日休みの弊害!日曜大工も禁止!?なぜ?
なんと、日曜大工も「安息日の妨げ」になるそうで、禁止されてるそう!調べてかなりビックリしました!
日曜日は終日、平日などでも22時~翌7時までは休息時間のため、騒音を排除しなければならないためだそう。そもそも、日曜日にホームセンターもやってないですし、DIYにも気を遣うお国柄なんですね…
もし閉店法を守らなかったらどうなる?
なんと、ドイツではないですが、フランスでは実際に実際に週7日営業したパン屋さんに、40万円の罰金が命じられたことがあるんだとか。
詳しくはリンク先のGIGAZINEさん。
また、ドイツでの法律としては、経営者に対し6か月以下の懲役、又は180日分の収入を罰金として徴収されるらしいです。
予想よりもかなり罰則の厳しい法律ですね…
確かに、規制されてる中で自分たちだけ営業すれば、相当儲かるのでしょうね。
そして、すぐばれてしまいそう…ただ、地域の住民の方や観光客の方には喜ばれていそうでもあり、複雑な気持ちになります。
まとめ
日本では「閉店しなければいけない」なんて法律自体、あんまりない発想ですよね。
文化の違いといえばそれまでですが、筆者は結構24時間営業のコンビニのヘビーユーザーなので、ちょっとドイツでは暮らしにくそうだな、と思ったり。
ただ、現地の方はそこまで苦に思ってる方も少ないらしく、慣れるものなんですかね。
メリットもあり、デメリットもある閉店法、あなたはどっちがいいですか?