コンタクトの種類と選ぶ時の正しい基準とは?

スポーツをする際や、アウトドア、もちろん普段使いでも。

目が悪い人でも、メガネよりコンタクトをする人の方が多い時代です。

ただ、コンタクトはハードやソフト、1dayなど様々な種類があります。

どれを買えばいいのかわからない…そんな方も多いのではないでしょうか。

また、既にコンタクトを使用しているあなたも。「その選び方、間違ってるかも?」

今回は、コンタクトを選ぶ際の正しい基準をまとめてみました。

脱メガネ&コンタクトデビューするには…!

メガネとコンタクトの違い

1番の違いはビジュアル面では無いでしょうか?

メガネは人によって似合う似合わないがどうしても出てきます。

かけると知的なイメージになる方もいれば、オタクっぽく根暗に見られてしまうことも。

コンタクトは、ご存知の通りそのまま目に入れるので、顔のイメージが変わらないです。

特にメガネデビューをする小さな子供などは、メガネをかけて行くだけで学校でいじられたりしてしまうかも。

逆に、長時間の仕様の場合はメガネの方が優れている部分もあります。

目に疲労が蓄積しにくいため、8時間を超えての使用の場合はコンタクトよりメガネを勧める眼科医さんが多いですね。

コンタクトの種類はどんなのがある?

まず、材質によってソフト/ハードの2種類に分かれます。

ソフトレンズ

ソフトレンズは、何といっても柔らかいのが特徴です。レンズが水分を豊富に含んでいる為、目に入れた時のゴロゴロ感もハードタイプより少ないです。

また、サイズも、ソフトレンズは黒目より少し大きい位のサイズ感で、ハードタイプと比べずれにくい仕様になっています。

着け心地には、ソフトタイプに軍配が上がりますね。

一方で、ソフトレンズの問題点としては、酸素透過性が、ハードタイプに比べて低いつくりになっている為、黒目が空気中から酸素を取り込みにくい状態になってしまいます。

ハードレンズ

ハードタイプは、硬いプラスチックでできており、レンズ内に水分を含んでおりません。

そのため、目の水分を奪う事が無いので、実はハードレンズの方が目が乾きにくいと言われています。

大きさは、黒目より小さいくらいのサイズになっているため、ソフトと比べて動きやすく、ズレて目の裏側に入り込む事故も起こる確率が高いです。

また、装着感も異物感を感じやすいため、ハードタイプでのコンタクトデビューは中々難易度が高いと思います。

まずはソフトレンズで慣れてからハードレンズに変える、という方を多く見ますね。

また、ハードレンズは主に常用で使用期間はありませんが、ソフトレンズは主に3タイプの使用期間で分かれています。

ワンデー(1day)タイプ

ズバリ、1日使い捨てタイプです。

初めてコンタクトをつけるときに、眼科さんにオススメされることも多いのがこのタイプです。

まずは、こちらのメリット・デメリットを見てみましょう!

ワンデー(1day)タイプ のメリット

まず、メリットはこちら!

・1日使い切りのため衛生的!

なんといっても、コンタクトは衛生面が気になるもの。

使いきりタイプのため、一番安心して使えるタイプです。

スポーツの試合やアウトドアなどの特別な時に役立つ!

筆者の経験談ですが、私は学生時代に空手を習っていました。

練習などでは眼鏡でよくても、試合の時には顔面保護の防具をつけなければいけませんでした。

↑こんなやつですね。

この時、眼鏡は出来ない為、裸眼で試合をしていたワケです。

ワンデータイプであれば、試合だけつけるなどといったこともできますし、海やプールに入る時だけつけることもできます!

ワンデー(1day)タイプ のデメリット

お次はデメリット。

コスト(値段)が高い!

コスパは正直最悪です。1日使い切りのため、安いものでも両眼30日(30個×2箱)分で毎月3000~4000円ほど。

年間コストは12か月分で4万円前後はします。

ハードレンズなら2年使ったとしても安いものは1万~2万程度で済むので、コスパはかなり違います…

もちろん、目の健康を考えれば高すぎるわけではないですが。

一度外すと使えない!

何かの拍子で外れてしまった場合、ワンデータイプだけは再度つけるのはお勧めしません。

水分保有量が多いため、1分程度外気にさらしただけで変形してしまうものもあるからです。

ヒビやちぎれて変形したコンタクトを目に入れるのはNG。

他のタイプは、洗浄液や保存液につければ再利用できますので、この差は大きいです。

ツーウィーク&マンスリータイプのメリット

お次は、2週間or1か月使用想定のタイプです。

コスパがいい!

ワンデータイプでも触れましたが、使い切りではなく、保存液に浸すことで使用期間は何度でもつけられます。

年間維持費はこちらも1~2万円程度で済むため、経済的ですね。

年中コンタクトをする方にはおススメ!

ゴロゴロ感が少ないソフトタイプでありながら、使い切りでないため何度でも使える。

バランス型でかなり重宝します。

毎日使う方はツーウィークやマンスリータイプの方が多いですね。

ツーウィーク&マンスリータイプのデメリット

こちらにもデメリットはあります。

どうしても期間を超えると使用感が落ちる

ワンデータイプと比べると、やはり使用するごとに若干品質劣化は感じてしまいます。

もちろん技術の進化で、品質自体は昔よりも上がってはいますが…

水分量が多いソフトレンズの特性上、こればっかりはどうしようもありません。

ハードタイプはキズつけない限りは品質は変わりませんから、やはり中間タイプになりますね。

使用期間を過ぎての使用は危険!

こればっかりは自己管理なのですが、使用期間を過ぎての使用はとっても危険です。

ただ、いつまでだっけ?というのを忘れてしまうこと、結構あるんですよね。

「1日2日ならいいか…」と、気づけば1週間使ったときは、さすがに目が痛くなりました。

ズボラな方は注意が必要ですね…

まとめ

いかがでしたか?

自分に合ったコンタクトのタイプは見つかりましたでしょうか?

一長一短ですが、用途によって様々な種類がありますので、ぜひピッタリなレンズタイプを見つけてくださいね!

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